事前の調査は慎重に!

事前の調査は慎重に!

「三十にして立つ」といわれるように、30歳くらいになると、仕事もひと通り覚えて、自立できるようになります。

そして、「四十にして惑わず」となり、独立開業を試みるサラリーマンも少なくありません。

国民的な歌手といわれていたSMAPが解散しましたが、これはジャニーズという企業から独立開業をはかったようなものです。

サラリーマンの独立開業と非常に似ています。

やはり40歳を超えると、会社の外へ出て自分自身の力を試したくなるようです。

SMAPの場合、独立が成功だったのか、失敗だったのかはまだわかりません。

芸能記事によると、独立したメンバーには、新人のころからのやり手のマネージャーが付いているとのこと。

恐らく事前にしっかりとした準備をしていたことでしょう。

独立は、誰でも簡単にできます。

会社に辞表を出すだけでいいのですから。

ただし、成功するためには、さまざまな手を打たなければなりません。

そのひとつが事前の調査です。

特に、フランチャイズに加盟する場合は、本部についてよく調べなければなりません。

本部に良し悪しがあることはすでに述べました。

もし、質の悪い本部にあたったら、目も当てられません。

「質の悪い本部にあたったら」といいましたが、本当は「あたり」「はずれ」ではダメなのです。

人生をかけて、しかも、それなりのお金を使って独立開業するわけですから、ギャンブルのような感覚で本部を選んではいけません。

自分が納得いくまで調べるべきでしょう。

突然、会社をクビになったのなら話は別ですが、そうでなければ、収入の保証があるわけですから、急いで独立開業する必要はありません。

時間をかけてじっくり調べてください。

調べるのはフランチャイズ本部だけではありません。

例えば、介護に関する分野で独立開業するなら、まず業界の現状はどうなのか、市場の規模はどうなのか、将来性はどうなのかなど、全体を俯瞰して見ることも重要です。

また、介護サービスには、施設への通所や入所、在宅など、さまざま分野があります。

それぞれについても見ていく必要があるでしょう。

さらに、例えば、通所にもいくつかの介護サービスがありますから、それらもチェックすることです。

どの介護サービスに需要や市場がありそうか。

市場は大きくても競合が多ければ、1業者あたりの売上は期待できません。

まさに、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。

敵の事情を知って自分の実力を知れば、負けない戦い方ができるという意味ですが、ここでいう「彼」「敵の実情」とは、まさにフランチャイズ本部や介護業界のこととなります。

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